たったひとつの愛を君に




診断を受けてから1ヶ月、

私は必死に生きていた。

偶に襲う激痛、常にある軽い痛み。

自分の体の重みで夜は何度も痛みで目が覚め

寝不足の日々が続いた。

それでも学校にだけは通い続けた。

学校に行けば星や蜂が居る。

一緒に居るだけで気持ちがラクになった。

私が学校生活を送れるよう、先生方も病気について調べて

サポートしてくれていた。

学校は私にとってかけがえのない場所だった。


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