たったひとつの愛を君に



今日は残りの授業もあった為そのままお開きになり、

私は母と家に帰った。

学校を出るまで皆が見送ってくれた。

ありがとう。

何度も呟いた。

この学校で良かった。

そう思うと同時に

辞めたくなかった。

そういう思いも強くなった。

でも仕方がない。

現実を受け止めなければ。

強くなって前に進むんだ。

そう思った。


< 246 / 322 >

この作品をシェア

pagetop