たったひとつの愛を君に



誰か分からない。

これから何をされるのかも分からない。

怖くてたまらなかった。

「はぁ、はぁ。」

荒い息使いが聞こえる。

どうやら相手は男のようだ。





嫌な予感がした。

これから自分がどんな目に遭うのか。

そしてその予感はすぐさま的中することになる。


< 278 / 322 >

この作品をシェア

pagetop