星空を見上げて
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電車を乗り継いでやってきたのは浅草ここも一度来てみたかった
東京の下町といったらまず浮かんだのが浅草だった
ガイドブックを見る「まずは雷門だよね」
さっそく記念撮影と思ったが観光客多すぎ、写真１枚撮るのもひと苦労だ
何とか撮り終えると即圭介さんにLINE
雷門をくぐって中に入ると
目に飛び込んでくるのは本堂まで続く一本道の仲見世通り
この通りの左右にはたくさんのお土産屋が並んでいて
寄り道しながら見てまわるのは楽しい
きょろきょろしながら歩いていると前方に本堂が見えてきた
そう実は今回お参りもしたかった
さっそくお賽銭をいれ手をあわせる 願うことはただ一つ
この先もずっと圭介さんと一緒にいられますように
お参りが済んだら次はおみくじ
おみくじ売場を見つけるとさっそく購入、どれどれ？
「末吉・・」
これってたしか吉の中では1番下だったような
でもとりあえず吉だから良しなのかな？
「えっと待ち人来る、恋愛運は・・今の人を逃がすな？
逃がすなってすごい言い方」
これって圭介さんのことだよね
くすっと笑うとこれもLINEで圭介さんに送った
その後も浅草寺周辺を堪能したあと時間を確認すると
もう16時をまわっていた
そろそろ戻らないと待ち合わせに間に合わなくなるかも
そう思った私は駅を目指し足早に歩きだした
