年下彼氏と甘い恋





「あの……」




私は遠慮がちに聞く。




「クリスマスプレゼント……何がいいと思いますか?」




その瞬間、奥原さんが得意げに言う。




「パンツ。

遠山、いまだにベージュパンツ穿いてるんじゃないよな?」




その言葉に、うっと顔を歪めてしまった。




昨日はあの時のベージュパンツではなかったとはいえ、色気は皆無の下着セットだった。

あの色気のない下着を見て、陽太は内心がっかりしているのかな。

歴代の彼女は……



そう考えると、やっぱり泣きそうになる。

元カノの妄想を押し殺すように、私はぶんぶんと首を振った。


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