年下彼氏と甘い恋
焦って逃げようとする。
そんな私の腕をぎゅっと掴む陽太。
力には自信があった。
だから、並大抵な男には勝てると思っていた。
それなのに、陽太を前に身動きすら取れなくて……縋るように見上げた陽太の顔からは、いつの間にかさわやかな笑顔は消えていて、代わりにぞっとするような色っぽい顔をしている。
身体中の毛穴が収縮した。
胸がぞわっとした。
陽太なのに……
陽太のくせに……
その綺麗な顔がゆっくり近付き、いい香りが鼻腔を刺激する。
「里佳子、目ぇ閉じて?」
陽太は低く甘い声で告げ……
抵抗出来ない私の唇に、優しく唇を重ねた。