年下彼氏と甘い恋




油断していると……?




ごくりと息を飲んだ時、肩にかけていた鞄がものすごい力で引っ張られた。

私は本当に油断していたのだろう。

そのままバッグを離してしまい……けたたましい笑い声を上げ、自転車で逃げていく二人組の背中が見えた。





「……え?」





一瞬の出来事だった。

ぽかーんと二人組を見ている私は、ようやくバッグをひったくられたことに気付く。

あのバッグには財布携帯はもちろん、仕事の重要資料も入っていた。

もし、外部に情報が漏れたりしたら……


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