年下彼氏と甘い恋





レジを前に財布を取り出すと、



「俺が払うよ」



陽太はスマートにカードを差し出す。

そんな陽太に言ってしまった。




「大丈夫だよ!

私だって働いているし、私のほうが年上だし!」





一瞬、沈黙が訪れる。

もしかして、いけないことを言ってしまった?




「ごっ……ごめん!

陽太が頼りないとかそんなんじゃ……」



慌てて謝る私に、



「俺が年下だから、なに?」



陽太は静かに言う。

思わず陽太の顔を見ると、意外にも陽太はにこにこしていた。




「里佳子、まだそんなこと考えているんだね。

俺が年下だからって油断していると……」


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