HEROに花束を(完)


肩に舞い落りた桜の花びらを見て、





『君は、お姫様を待ってるの?』





と、小さく微笑みながら、草の上に開かれたノートの絵に話しかけた君が、





あまりにも自分の世界に入り込んでいて、





すごく、輝いて見えた。




< 350 / 537 >

この作品をシェア

pagetop