貴方が、心の底から好きでした。
ある日の秋の日







少し寒い秋の朝


時刻は6:40



今日も静かに貴方の腕をすり抜ける






「あら、リンちゃん。おはよう」




私の好きな人のお母さん



今日も優しい、柔らかな笑顔




はなまる100点






『おはよう』





そう挨拶を交わす



「今日も陽真(はるま)起こしてきてくれる?」


『いいよ、わかった』




朝一の指令を受け



貴方の部屋へ向かう






< 1 / 21 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop