桜樺 -ouka-


『もし未来から来ただなんて言ったら怪しまれて、今の関係も無くなっちゃうかも…それに、これからの自分達の行動を知りたがるかもしれないし…どちらにしても言わない方が身のためよ』






「だよな。てかもうこんな時間。俺も門限あんだわ。じゃあな」





『うん、またね』





祐が去っていくのを、ずっと見つめていた。


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