桜樺 -ouka-


その翌日、私は祐の元を訪れた。





コンコン





戸を開けたのは、女性だった。





この方が前言ってた、祐を匿ってくれている人?





「はぁ〜い?なに!可愛い子!!!まさか…祐の恋人?!」





『いや!違います!!友達です』






「へぇ〜?祐、祐!!!!」






するとちょこんと祐が顔を出した。






「あ、瞳じゃん。久しぶり。どした?」


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