桜樺 -ouka-
挨拶



翌朝、私は癖で早く起きてしまった。





まだ陽が昇りかけだから5:00くらい?





私はトイレに行きたくなり、布団を畳んで部屋をあとにした。





歩き出したのはいいんだけど、どこだかわからない。





場所聞くために誰かを起こすのも悪いし…。





すると寝癖がついたままの土方さんが眠そうに顔をだした。





「瞳か」





『起こしましたか?すみません…』





「いや、大丈夫だ。それよりどうした?」





『お手洗いってどこですか?』





土方さんは意外と優しく、トイレまでついてきてくれた。

< 41 / 230 >

この作品をシェア

pagetop