心の鎮痛剤を下さい-夜間生涯学習の先生-(実話)
泣き続ける私の背中を

先生は優しくさすった。


「いい?廊下の奥に非常階段がある、そこから降りてカギを開けて外に出て、そのまま車に乗って帰って、俺は職員室に行くから」


「でも、先生…」



「いいから、早くっ」


雨で濡れた服をカバンに押し込んだ

上靴のまま帰るしかない




カチャ

そっと保健室のドアを開けた。
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