心の鎮痛剤を下さい-夜間生涯学習の先生-(実話)
一線を越えた夜
♪ピンポ~ン


いつも駆け足で玄関に行く


待ちきれなくて

さっき学校で会ったばかりだけど、早く会いたいの。


先生がカギをかけたのを確認してから、抱きついてキスをする。



「ただいま」

「おかえり」

いつもの挨拶。


お茶を入れてると
先生が封筒を手渡した。

「これ、校長から」

「私に?何だろう…緊張するんだけど」


「大丈夫だよ、見てみたら?」
< 171 / 287 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop