心の鎮痛剤を下さい-夜間生涯学習の先生-(実話)
事務のお兄さんから教科書を一式わたされた。


お、重い…

「大丈夫?重いでしょう?」


「はい、大丈夫です」



「教室は2階になります、今案内しますね」

なんだか笑顔の爽やかな人


私は少し浮かれ気味で、後をついて行った。




教室は当然だけど、まだ誰も来ていない。

「授業始まるまで、ここで待ってて下さい」

「はいっ」
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