心の鎮痛剤を下さい-夜間生涯学習の先生-(実話)
講座が終わって家に来た先生は
真っ先に聞いてきた。


「今日どうしたの?すごく体調悪そうだったけど」

「ちょっとカゼひいたみたい…」


先生は私のおでこに手をあてた
「熱は…無いね」

「本当に平気だから」

とは言っても座ってるだけで辛かった。


「少し、横になってた方がいいよ」

「でも、先生は帰っちゃうの?」
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