心の鎮痛剤を下さい-夜間生涯学習の先生-(実話)
講座15回目
毎朝、先生にメールするのがすっかり日課になっていた。

そして、講座が終わると二人で教室で過ごす。


まだ、付き合おうとは言われてない。



今日もいつものようにイスを並べてる


先生は当たり前のようにキスを求めてきた

私は、ちょっと交わして思いきって質問した。


「先生、私のこと好きになってくれた?」

「好きだと思うよ…でも正直言うと、よくわかんないかも」

えっ!?
胸が締め付けられるように苦しい

わかんないって…どういう事?


私は、もう先生でいっぱいだよ

これ以上好きになれないくらい好き。
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