社会更生ディスカッション
「誰に言ってもらうのが適切か、周りの人が投票する形で手をあげて決めましょう」
残酷だけどこれしかない。
残り時間はあと3分。
1分間を考える時間にして、後は誰にするのか。
今回の発表は個々の意見をあげて、
最終的にはみんなの意見をまとめて話せる人じゃなくてはいけない。
3人とも発言が少なかったため、上手く判断が出来ないが
発言する際、相馬真理は発言の中で全体が見えていたと思う。
その時、時計を見ると1分が経過した。
俺は声をかけた。
「1分経ちました。投票をします
……相馬さんがいいと思う人」
ひとり、ひとり聞いていく。
投票はまばらだったが、真理にだけ俺と朱莉の2票が集まった。
「じゃあ発表者は相馬さんにお願いします」
「はい」
そこでディスカッションの制限時間は来た。