社会更生ディスカッション
「姉のノートにそう書いてあった」
姉……?
「私の姉は社会に伏せられて、モニターとして参加させられたの」
「なっ……!」
「帰っては来なかったけど……このノートがあるから私は……」
彼女がそこまで言った時
はっと我に返ったように言った。
「とにかく、これで貸し借り無しだから」
「あ、ああ……そうだな」
朱莉のお姉ちゃんは死んでしまったのか。
なんだか1回目のイメージとかなり違って見える。
人間性も見えてくるディスカッション。
こんな形で会わなければ、もっと新たな発見に喜ぶことが出来ただろうに。
忘れてはけない。
ここは戦場であることを。
「そろそろ出ましょう」
千春が言った。
「そうだな、早く部屋に向かおう」