社会更生ディスカッション
「つーかどうなってんだ」
俺は今、飾り気が全くない部屋にいる。
俺の部屋に飾られているお気に入りの写真や、おふくろが買って来た子供みたいな柄の掛布団も無く、全体は白で統一された部屋にいる。
昨日は、自分のベットで寝たはずだった。
なのに目を開けたら、どこだかサッパリ分からない場所にいるなんて誘拐か何かか?
いや、俺を誘拐したところで大した金も出せないだろう。
この顔のせいで女の子に間違われることはたまにあるが、顔をよく見れば気づくレベルだからそれも考えづらい。
だとしたら何だ……?
モヤモヤとそんなことを考えていた時、外からたくさんの声が聞こえてきた。
出てみるか……。
俺は声に引き寄せられるように部屋の扉を開けた。