社会更生ディスカッション




部屋にはドライアーが備え付けられていて、

髪のセットも出来るように、ご丁寧にワックスなんかも備え付けられている。


何もないあの部屋とはまるで違う対応だった。


しかし、忘れてはいけないことがある。


それは、ディスカッションの免除は1回のみということ。


今日からは俺たちも参加しなくてはいけない。


気持ちはついていかないが、

こうやってしっかりと食べられる分、自分の精神を安定させることにもなるだろう。


そのことを考えれば、今日のディスカッションは他の人と比べて有利だ。


人よりも休むことが出来たのだから。


「頑張るしか……ねぇよな」


俺はそんな甘いことを考えながら食事を終えたのだった。


後からその考えが間違いだと思うことも知らずに――。



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