社会更生ディスカッション
「グッ……ウ」
悲鳴は声にならず、みんな同じように口から泡を吹いて倒れた。
首吊り……なんてむごい……。
俺が直視出来ずにいると、審査員が立ち上がり退散をしていく。
すると、みんな後に続いて立ち上がった。
なんにも感じないのかよ……この光景を見ても。
そんな人たちが上に立っている。
そりゃあ、こんな意味も分からないことをやらされるわけだ。
最後のひとり、上平さんがドアに手をかけた時、残った俺たちに向かった言った。
「キミたちは正しい。その心を忘れなければ必ず勝ちあがれるだろう」
ドアはパタンと音を立てて閉められた。
……バカバカしい。
自分のいいなりになるような奴が欲しいだけじゃねぇか。
俺は腹立たしい気持ちを心に押さえつけた。