社会更生ディスカッション
朱莉が彼を横目で見るが、藤崎はきょとんとした顔をするだけだった。
「うーん?僕、愛とか全然分からないしな……
それよりさ、ここにあるお菓子は別に食べてもいいんだろ?」
「うん、まあ会議室は好きに使っていいって言われたけど」
俺がそういうと、藤崎は楽しそうにお菓子を手に取った。
「ラッキー!みんなも食べる?」
「呆れた、どうしてこんなヤツに協力を頼んだのよ」
朱莉が藤崎を見て怒り口調で言う。
「いや……えっと……」
戸惑う俺を差し置いて、藤崎は顎に手をあてて感心していた。
「部屋にはお菓子なんて無いからここはいいな。
やっぱりキミの協力を受けて正解だ」
「もう、いいわ。この人は無視してやりましょう」