社会更生ディスカッション
自分は協力を受けるけど、味方になるとは限らない。
そう言った藤崎の意見に賭けるのはリスクがあったか……。
そう思っていた時、彼はまた変なことを言い始めた。
「愛と幸せは紙一重……確かによく聞く言葉だね。
僕は甘いお菓子が好きだから食べたら幸せな気持ちになる。
けど、お菓子に愛は感じないな~
でもキミは違うんだよね?」
千春のことを指さして言う。
……藤崎は何が言いたい?
千春と藤崎は違う。
同じものを食べて同じように幸せを感じてもそれは愛にならない。
どういう意味だ……。
ダメだ……分かんねぇ。
そもそも藤崎に意図があって言っているとも限らないし……。
アゴに手をやり考え込んでいると、朱莉が藤崎を睨んだ。
「何が言いたいの?」
しかし藤崎は「さあ?」と答えるだけだった。