社会更生ディスカッション
ドアに触れた男達は同時に胸を押さえながら膝をつく。
「おい、まさか……」
誰かがそうつぶやいた時、胸からボタボタと血が流れ出した。
「キャァー!!」
足が崩れて、うつぶせに倒れ込むふたり。
流れる血の量はどんどん多くなっていく。
最初はピクっと動いていたものの
二人の血が小さな池を作り出した時にはもう、少しも動かなくなっていた。
「嘘だろ……」
射殺なんて脅しだと思っていた。
死ぬなんてあり得ないことだと思っていた。
ドッキリでも夢でもなくて、本当にやらなくては死ぬものなのか。
俺は震える手をぐっと握って耐えながら、
彼らをただ見つめていた。
「おそらく、あの時計を付けずにドアに触れると
レーザーが出て射殺される仕組みになっているんだろう」