社会更生ディスカッション





「つまみ出せ」


「おい、やめろ!」


こうしてガードマンがふたりがかりで俺を抑えつけ、俺は強制退場させられた。


そこからはあまり覚えてない。


暴れまくってここに放り投げられたのか、気づけば意識を失っていた――。


瑛人……。

今でも強い喪失感がある。


そういえば、あの3人はどうなったのだろう。


目の前の時計は【98人】と表している。


減った人数はひとりだけ。


瑛人だけか……。


そんなことを考えていた時、大きめのアナウンスが流れた。


「皆さんに重要なお知らせがあります」


なんだ……!?

突然言われた言葉に耳を傾ける。



すると、アナウンスは驚くことを伝えた。


「次のディスカッションにより、規定人数に達することが見込まれましたので、

明日のディスカッションが最後のディスカッションと致します」




< 292 / 317 >

この作品をシェア

pagetop