社会更生ディスカッション
俺は出来るだけその光景を見ないように
顔を逸らした。
周りも目をつぶり、あえてみないようにしている。
俺たちは分かってしまった。
ゲームに負けるとどうなるのか。
それからしばらく隣にいる島田さんを落ち着かせていると、
部屋のドアのロックが外された。
一番先にドアを開けて、出て行ったのは朱莉だった。
あいつ……よく平然として……。
まるで初めてゲームに参加したとは思えない落ち着きぶりだった。
隆二と俺と、安城さんと島田さんは一緒に部屋を出た。
まだ女子2人は手の震えが止まっていない。
大丈夫か?
と声をかけたものの、当然ながら二人の返答は無かった。
大丈夫なわけ、ないよな。
しっかり意識を持っていないと、倒れてしまいそうだ。