社会更生ディスカッション
「それが魅力に繋がるかは分からないけれど……
そのコンプレックスがなければ私に友達なんていなかった」
俺の助け舟に乗り込んだアカリにひとまずほっとした。
良かった……。
そして隣にいるチハルがその意見に頷く。
「完璧な中に欠点がある時、
人はもっとその人を知りたいと思うと思います。
それは立派な魅力になると私も思います」
ディスカッションしてみて分かったが、
彼女は寄り添いのタイプの人間だ。
人の意見に寄り添って、頷き
なお自分も発言する。
どういう観点で見られているのか分からないが、
会社採用に使われるディスカッションとしては、
一度人の意見を飲むこむ人間が強いのではないかと思った。
時間を見る。
すると、そろそろ議論の時間が終了しようとしていた。