ツンデレ彼氏 《*番外編追加》



「ブスの顔ずっと見てたの誰だよ」


と、嫌味と文句をぶつけると、

「お、俺じゃねーぞ」

「嘘下手か」

「なっ!」

「あ、うん。なんかごめん」

そんな顔赤くされたらなぞに罪悪感くるわ



自分でもよくわからない思考をしていると、
今度は堂々と私を見てくる

………真っ赤な顔で。



さっき言った通り、こいつはイケメンだ。
こんなやつでもイケメンだ。
くやしいがイケメンなのだ。


さすがの私もイケメンに見つめられて照れないわけがない



元々私はこいつが初めての彼氏である

そしてこいつはツンデレの不器用のヘタレである

そんなこいつがこんな恥ずかしいことを普段する訳もなく、耐性のない私



もはや不可抗力であろう、赤くなっていく私の顔


だが、見られっぱなしはしょうに合わないので、私もこいつの顔をじっと見つめる



うっわまつげなげぇ
肌つるっつるだな


ほんとむかつくぐらいイケメンだなこいつ





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