太陽の光
2年生、最後のテスト期間。
テスト勉強があるからということで、
テスト1週間前からは、自主練になった。
私と他4、5人は自主練をしていた。
監督が各自の自主練を見ていてくれた。
私は、ネットバッティングという、ボールが補給できるネットに向かってボールを打つという練習をしていた。
2年の半ばまで打撃は調子が良かったが、
後半、公式戦でも、練習試合でさえ、全く当たらなかった。
『あ、中島!悪いけど、球受けてやってくれないか!!』
私とネットバッティングを交互にしていたメンバーは、
ポジションがキャッチャーということで、監督に頼まれた。
中島は、私に一言、ごめん!と言い残し、
キャッチャーミットを持って監督のところに走っていった。
どうしよう…
バッティングの相手もいないし、
1人じゃできないし、
考えすぎて落ち込みそう…
と思ってる時点で、落ち込んでいた。
めんどくさそうに、打ったボールをカゴに入れていた時、
『ほら、やるぞ』
さっきまでいなかった木岡先生が、
いつでもボールを投げれるぞという準備万端の姿勢で待っていた。