契約書は婚姻届
「うちは誠実を売りにやっている。
全部、でっち上げだ」
「……そう、だよね」
……きっと、達之助の仕業に決まっている。
自分の相手を拒み、勝手に尚一郎の元へ行った朋香への制裁以外に考えられない。
「なんで連絡してくれなかったの?」
尚一郎に頼めば打つ手はあったはずなのだ。
それに、尚一郎は明夫や工場だって守ると約束してくれた。
「朋香には一度、助けられた。
二度も助けてもらうのは申し訳ない」
「そんな……」
水くさいと思う。
親子なのだ、頼って欲しい。
「それに、これだけ騒ぎになっているのに朋香からなんの連絡もないから、おかしいとは思っていた」
「……いつから」
「もう二週間くらいになる」
全部、でっち上げだ」
「……そう、だよね」
……きっと、達之助の仕業に決まっている。
自分の相手を拒み、勝手に尚一郎の元へ行った朋香への制裁以外に考えられない。
「なんで連絡してくれなかったの?」
尚一郎に頼めば打つ手はあったはずなのだ。
それに、尚一郎は明夫や工場だって守ると約束してくれた。
「朋香には一度、助けられた。
二度も助けてもらうのは申し訳ない」
「そんな……」
水くさいと思う。
親子なのだ、頼って欲しい。
「それに、これだけ騒ぎになっているのに朋香からなんの連絡もないから、おかしいとは思っていた」
「……いつから」
「もう二週間くらいになる」