女人天国
ゆうきは部屋番号を確認して由良の部屋を探す。

確か由良の部屋は「1020」

自分は「1025」なので近いはず。

一番端に目的地はあった。

インターホンを押そうと指を伸ばしたとき、ガチャリと扉が開いた。

「あれ?ゆうき?」

「げっ…」

目の前に現れたのは由良の同室者。

その人物にゆうきは思わず嫌な声を出した。
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