女人天国
「まあね。でもさ由良、可愛いよね」
「そりゃそうでしょ」
なんたって俺が惚れた女だし?
そんなゆうきの気持ちが伝わったのか、瑞生はフッと笑った。
「でも残念でした。同室なのは俺。お引き取り願えるかな?」
「瑞生は今からどこに行こうとしてたの?」
インターホンを押す前に出てきたということは、これからどこかに行こうとしていたということだ。
「由良のやつ、お風呂に入るとき洗面所の鍵まで閉めちゃったからトイレ行けなくてね。だから外のトイレに行こうと思って」
ほら、と部屋の鍵を見せる。
この部屋はオートロックなので鍵を持たなければならない。
「そりゃそうでしょ」
なんたって俺が惚れた女だし?
そんなゆうきの気持ちが伝わったのか、瑞生はフッと笑った。
「でも残念でした。同室なのは俺。お引き取り願えるかな?」
「瑞生は今からどこに行こうとしてたの?」
インターホンを押す前に出てきたということは、これからどこかに行こうとしていたということだ。
「由良のやつ、お風呂に入るとき洗面所の鍵まで閉めちゃったからトイレ行けなくてね。だから外のトイレに行こうと思って」
ほら、と部屋の鍵を見せる。
この部屋はオートロックなので鍵を持たなければならない。