君の秘密を聞かせてよ。
それから早くも1週間たった。
南くんとはそれなりに仲良く出来てるし、教科書を見せるのもなんだか少し楽しみになってきていて、、、。








誰かをこんな風に思うのは初めてで、なんとも言えない不思議な感情が胸の中にある。









次の授業は理科だっけ?実験室に移動だ。
そう思って机から教科書とノートを出していると由衣がタタっと私の席にきて「沙羅!行こ」と言ってくれた。



「うん!」と言ってあとを付いていく。
改めて思うけど、やっぱりいい友達を持ったものだ。








「あ」


「ん?沙羅どうしたの?」


「プリント忘れた、、、、」








今朝学校忘れていたから急いで終わらせて、そのままだ、、、。






「ごめん。私取りに行ってくる」


「はーい。いってらっしゃい!」








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