2度目のFirst Love
みんなにビックリした顔で見られた。



「オッケーしたの！？」

「何でそう思うの？」

「だって早瀬の事好きじゃん？」

「え！？ な、何で！？」



好きなんて一言も言ってないのに！


胸が飛び跳ねた。



「心は自分が思ってる以上に顔に思ってる事出てるから。 恭平も気付いてると思うけど？」

「え！？ 嘘！？」



顔がカッと熱くなる。


私ってそんな分かりやすいかな！？



「で？ どうなったの？」

「……返事してない」

「は！？ 何で！？ 両想いなんでしょ！？」



そうだけど……。


私の中ではそんな単純な話じゃない。



「秋生と居ると楽しいし安心するけどたまに怖くなる」

「え？ 何で？」

「分かんない。 何でだろうね」

「えぇ！？ 私は心が分かんないー。 色々噂はあるけどさ、早瀬から告ったとか聞いたことないから！ それだけ本気なんじゃないの？」



本気……。


嬉しいけど尚更どうしていいのか分からなくなる。


ウジウジしてる自分にムカつく。


うーちゃんたちが教室に入ってきて話は途中で終わった。


愛からすぐにLIMEが届いて、そこには“後でゆっくりね！”と書かれていた。





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