こぼれていくもの
それでも、いいのだ。
きっとそういうように、世界は出来ているのだから。
苦しみに囚われずに生きていけさえすれば、この世は案外悪いものではないのかも知れない。
< 4 / 4 >
この作家の他の作品
表紙を見る
数年前、とある一家が襲われるという残虐な事件が起きた。
────────────死んだのは、一家の母と父。
そして、重傷を負った男女の双子の子供。
犯人はいまだ見つかっていないという…。
謎に包まれ、真相を知る者は誰ひとりとしていない。
何の関係もない人々に送られる、«殺人鬼からのPCメール»。
『アナタハ、被害者ト容疑者、ドチラノミカタニツキマスカ?』
クリックした瞬間から、あなたは、最悪の“デスゲーム”に参加する事になる…。
──────────────『アナタノサイゴノセンタクシデス…』───────────────
表紙を見る
───────あの日、私はあなたに出会いました。
好きになったのだと、気が付くまでに、そう時間はかからなかった。
でも、一目惚れだった。
名前も知らないあなたの事を、好きになってしまった。
会えないことのほうが多い。
そんな毎日だから。
耐えられなくなるくらい苦しくて。
でも、甘酸っぱい。
そんな青春の、淡い恋のお話。
あなたの瞳に、私がうつる日なんて
───────────────来ないでしょう?
表紙を見る
いつ、この場からいなくなってしまうかもわからない状況。
友達ってなんだろう。
どうしたら「友達」になるんだろう。
家族ってなんだろう。
「血」が繋がってるのが家族なのかな。
それに答えなんてない。
答えを探しているだけ無駄なようなきがして。
なにも、考えられなくなった。
いつからだろう、「あした」がくるのが、うっとおしく感じるようになったのは。
いつからだろう、私の心が冷えきってしまったのは。
その心にさしこんだひとすじの光。
あなたは、受けとめますか。
───────────────────────
大好きな人を失ってしまったひとりの少女の日記。
この作品を見ている人にオススメ
読み込み中…


