守ってあげたい 【完】
11.同じ香り
ガチャガチャっと、なんとか
力を振り絞り、玄関の鍵を開ける。

「あら、帰ったの?
 おかえ・・どうしたのっ?!」


お母さんが、ずぶ濡れの私を見て
慌ててエプロンで手を拭きながら
やってきた。


『お母さん、仕事は?』


「そんなことはいいから。
 早く中に入りなさい。
 ずぶ濡れだし・・
 顔色も悪いじゃないの」
< 164 / 382 >

この作品をシェア

pagetop