優等生、中川君。

商店街の隅っこにあるお店。


「うわぁ…いっぱいだあ…」


普段静かなお気に入りのこの店も、この時ばかりは賑やかだった。


そりゃそうだ。
なんせ一番のお昼時。





どうしようか…

そう思いながらお店を出て、商店街をウロウロする。

どこの店も行列が出来ていたり、ガヤガヤと賑わっていた。



仕方ない…




「図書館にでも行くか…」




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