完璧幼馴染の仮面が崩れるとき



「本当にいいんですか…?」


こんなにスイスイと上手くいくもの?
ともう一度今の状況をみてみると、やっぱり宇都宮さんがうんうんと大きく頷いている。



マジか。ならもっと早く言っておけばよかった

なんて思うけど、とりあえず良かった。
と安心していると、



「はやく、今日でも連絡して、早く気持ち伝えてくださいね」


と俺を催促してくる宇都宮さん。



本当にいい人でよかった。
すこしわがままだったり、常識知らずの所もあるけれど、それはそれで彼女の育った環境もあるし、彼女ののびのびとした性格に対する長所だ。



「ありがとうございます。
俺、頑張るんで。」



俺がそう言うと、宇都宮さんはにっこり笑ってピースサインを送ってくれた




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