狂った彼に花束を

anotherside

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あの暗い部屋に閉じ込めて大体3時間、クロがすごい形相で俺のとこへやって来た。

「花音を泣かせるな…。」

珍しく、俺に盾をつくクロ。

「お前が花音の名を口にするな。」

一瞬ひるんだが、クロは気にせず続けた。

「俺は花音に幸せになって欲しい…。」
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