Blizzard Love
「サイオンジトオル、あなたってやっぱり良い人なのね!」

ユキは感激して立ち上がった。

「へ?いや、どういう基準だよ、それ。っていうかなんで呼び捨てだ、しかもフルネーム。透でいいよ。」

「トオル、ね。噂じゃ偏見を持たれてるって話だったのに、こんなにすんなり受け入れてくれるとは思ってもなかったわ。」

偏見・・?

ああ、年の差の恋愛について?

「そりゃ、人によるだろ。俺は別にそういう偏見はないよ。」

「そうなんだ。勉強になるわ。」

なんだ、意外と素直な可愛いところもあるんじゃないか。

「なぁ、ここ寒くないか?俺んチ・・あ、いや、初対面で家はないか・・どっか喫茶店でも入るか?」

ユキはハッとして言った。

「家行きたい!」

と。
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