覇王と女官の恋~囚われの花嫁~
「これより、テストを始める」

試験監督が合図を出すと、皆一斉に
テストにかかった。
この国の法律を出来るだけ書きなさい
という問題だった。

(昨日、法律の本を読んでいて
 良かった)

杏は、女官にも決まりがあるはずだから
法律系を出すだろうと考えたのだ。




「はい。終了」

1時間のテストが終わった。少し疲れたが
法律を書くのは楽しいので全然苦しくは
なかった。

「これは・・杏話がある、残れ。
 後は門の前にある広場にいけ」

(何だろう?何かしたかな)

不安になったが試験監督の前に行って
正座をした。

「そなたを怒る為に呼んだのではない。
 逆に褒めたくて呼んだのだ」

「えっ、あ、ありがとうございます」

てっきり怒られると思っていたため
身構えていたのだ。
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