虹色キャンバス
「いいんだ。眼に見えたものを、自分が感じたものをそのまま描けばそれでいいんだよ」


「へっ!」

そう言うと、男の子は、ほっぺたを膨らませながらプイと背中を向けた。


僕は女の子の横に座り、

「綺麗な絵だね」

と、声をかけた。


女の子はニコッと微笑むと、また絵を描き始めた。

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