【完】俺がずっと、そばにいる。
「キレイだね~。すごいロマンチック!」
「ほんとだな」
「あっ、あの雪だるますごくかわいい!」
さっそくテンションが上がってしまった私は、スマホを取り出すと、イルミネーションの写真を次々撮る。
「ねぇねぇりっくん、こっちはお花が並んでるよ!色が全部違うんだね。すご~い!」
りっくんはそんな私を見て、いつものように呆れ顔で笑っていた。
「お前、はしゃぎすぎて迷子になるなよ」
「ならないよー。子供じゃないもん」
「ウソつけ。水族館で迷子になってたじゃねーかよ」
「……あっ。あれはまぁ……あはは」
私が苦笑いすると、りっくんが急に私の手を取りぎゅっと繋いでくる。
えっ……?