悪魔と天使のエクセトラ








「まぁ、リリア。安心して。私はもう、レオンのことは何とも思ってないから!じゃあね〜!」





メリアが能天気な声で去ろうとする。





でも、リリアにはわかった。





だから────────────





「ちょっと来て」





メリアの手首にリリアの冷たい手が触れる。





リリアはそのまま奥の部屋へと引っ張った。







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