記憶を失くした総長
麗華side

何も確認せずに扉を開ける。

桜「俺達が来ること分かってたのか?」

もちろん。
急に姿を消したし(玲)、妹という人(華)現るし?
まあ、どっちも私なんだけど。

『まあ、入ってよ。』

私は雷華達を部屋に招き入れた。

「「「「…やばくね……?」」」」
ん?
何が?

成「…玲、ここ誰と住んでるの??」
『誰って…俺だけ…じゃなくて、もう1人いるけど?』

…気づいて良かったー。

雅「…私たちの部屋よりも広いですよ…。」
『え、狭くね?』



何故静まる。

『そんなことよりもここに来た理由は?』

何となくわかってるけどあえて聞く。

桜「お前が急に帰ったからな。だが、情報は手に入った。」

え、何それ、情報ってなんの話だっけ?

雅「忘れたとは言わせませんよ。朝約束したものです。」


朝…あさ…☀︎

『…あ、ああ〜あれね?うんうん。』

…なんだっけ?

大「…忘れてる。」

『……バレた?』

かくかくしかじか…

『ああー!』

理解。

『集めた情報言ってみ?』

自信満々に構える雷華。
さて一つ目はなんだろなー?

桜「一つ目は、お前には妹がいる。」

・・・・。
そ、そんなことっww
それに、いねーよww

雅「さっき二人暮らしと言っていたのもあります。あなたには双子の妹さんがいます!」

…そういう設定にしちゃったのは私なのだけどさ…
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