陰陽学園 其の壱
第2章

テスト




「あー!わからん!」


『疾風、もうちょっと考えてみたら?』




考え始めてすぐ諦めちゃったら解ける問題も解けないよね (笑)




「だってわかんねぇんだから考えても無駄だろ?」


「疾風、赤点とると帰省期間の間課題が出るらしいよ?」




すかさず優斗が溜息をつきながらそう言うと、疾風は目を見開いて固まった




『あれ、固まった?』


「余程驚いたんだろうな…あ、動いた」




少したって動き出した疾風はこう叫んだ




「そんなの聞いてねえーーー!」


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