Miss you・・・
蘇我さんと明が作ってくれた餃子は、とてもおいしかった。
ほとんど蘇我さんが作ってくれたことは私にも分かっているけど、明は料理が上手だ、器用なやつだとしきりに褒めてくれて、明は嬉しそうに微笑むと、また手伝うと言った。

蘇我さんは子どもの扱いが上手だ。
こうして見ると、まるで父親と息子という感じで・・・いけないいけない!

もう明を傷つけるような真似は、誰にもさせない。
私も傷つくのは・・・男の人から傷つけられるのは、もう嫌だ。
二度とあんな思いはしたくない。
だからもう、これ以上、この人に関わらないようにしなければ。

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