Miss you・・・
「すみません・・・ありがとうございます」
「わーい!秀吉さん、ありがとう!」と言いながら抱きついた明を、蘇我さんはギュッと抱きしめた。

「どういたしまして。ホント明はカッコいいなあ」とニコニコしながら言う蘇我さんを見た私の胸が、ドキンと高鳴ってしまった。

元夫の聡史さん以上に、蘇我さんは父親らしい。
だから蘇我さんになついてしまった明の気持ちはよく分かる。

でも・・・いいのかな、これで。
このままだと蘇我さんに甘えて頼ってばかりで・・・本当にいいのかな・・・。
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